そとん壁と杉板の外壁 千葉県山武市 S邸増築
板貼りとそとん壁。山武の山に囲まれた住まいに山武の木を余す事なく使用する
2015年3月竣工
こじんまりとした住まいに、自然の温もりをふんだんに。
外壁や内装に地元山武市の国産材山武杉をふんだんに使用し、
一部の外壁にはスーパー白洲そとん壁を採用しました。
また下屋を長く取ることにより、
車を止めるスペースの屋根部分も確保し利便性を確保。
こちらの建物は諸事情により期間限定で住むいわば仮住まいなのですが、
使用後は倉庫とし引き続き使っていく為、造りもこだわりをもったもので
仕上げました。
外壁に使用した杉板は、1.5㎝厚の赤身板です。
鎧貼りという貼り方で下から順に貼っていくことで、
でこぼことした凹凸感がアクセントとなり家全体を引き締めてくれます。
経年変化がもたらす味わい。エイジングを楽しめる住宅。
床板材は4.5㎝厚の山武杉。1階の天井と、2階の床を兼ねる優れモノ。
内装にも十分すぎるほどの木を。